こんにちは。
皆さん「ギー」ってよく聞きますよね。スーパーではあまりお見かけしませんが、KALDIとか輸入品を扱うスーパーではよくお見かけします。
名前は知っているけど、『どのように使えばよいのかわからない』『身体にどんな効果があるのだろう?』って考えしまって、なかなか手が出せない。という方にベジタリアン家族に嫁いだ私が、実際に作ったレシピや義母から教えてもらった使い方などご紹介します。
目次
ギーとは
ギー(英語:Ghee)は、インドを中心とした南アジアで古くから作られ、食用に用いるバターオイルの一種。乳脂肪製品。ギーは牛乳や水牛の乳や無塩バターなどを煮詰め、水分や蛋白質を取り除き、純粋な乳脂肪となっている (Wikipedia)
牛乳→バター→さらにもっと煮詰める→ギー(不純物を取り除いた純度の高いオイル)
ギーで使用される乳は、牧草地を自由に歩き回り自然に生えている牧草のみを食べて育った牛の乳です。そして、ホルモン剤や抗生物質などを一切使用せず、牛が本来もつ体力のみで自然に出せるだけの乳を無理なく絞るため、上質な成分が抽出されるため、 一般的なバターよりも色が濃いのが特徴です。
伝統的に、ギーは食用油、料理の材料、そしてアーユルヴェーダ療法で使用されてきました。 ギーは今でもアーユルヴェーダマッサージで使用されており、火傷や発疹を治療するためのとしても使用されています。
このように万能に使えることから奇跡のオイルとも言われています。
ギーは動物性なのでビーガンの方は使用されませんが、大豆から出来ているベジタリアンギーもあります!
ギーが身体にもたらす効果
ダイエット効果・油なのに痩せる?!
ギーに含まれる中鎖脂肪酸と短鎖脂肪酸、共役リノール酸は、体の中で脂肪になりにくい性質を持つことで知られています。特に共役リノール酸の一種の不飽和脂肪酸はコレステロール値を下げダイエットに効果をもたらしてくれます。
さらに共役リノール酸は、体内に蓄積された脂肪を分解・燃焼する酵素の働きをサポートしています。なので油を摂取しながら、痩せやすい身体へとダイエット効果があると言われいるのです。
アイチエイジング効果
ギーには抗酸化作用の強いビタミンA・Eが豊富に含まれており、髪の毛やお肌に有効な栄養成分です。
身体の酸化を防いでくれるで、自家製フェイスマスクやヘアーパックを作っている方も多いです。
腸内環境を整え免疫力をアップ!
ギーに含まれる短鎖脂肪酸は腸内の悪玉菌の増殖を防ぎ、腸内環境を整える効果があります。
悪玉菌が減り腸内環境が整うと、腸内にいる善玉菌が活発に働くようになり便秘を改善してくれます。腸内環境を良好に保つことが免疫力をあげ、体外から入ってくるウイルスや細菌から体を守ることができます。
活力アップ!
ギーに含まれる中鎖脂肪酸は、すぐにエネルギーになりやすい特徴があり、吸収機能も整え、食事からの栄養素もしっかり体に吸収してくれ体力アップに繋がります。
ギーの使い方
朝の白湯・コーヒ
インドでは毎朝チャイから始まります。
体内を温めてくれて内臓を浄化してくれます。
我が家では朝のチャイに小さじ1杯のギーを入れて飲んでいました。
満腹が出てダイエットにも繋がるののと、朝からスッキリとした気分になります。
日本に帰国してからは、毎朝白湯・コーヒーに小さじ1杯のギーとMCTオイルも小さじ1杯入れて飲んでいます。
いつもの飲み方が見れます。⬇️
バターの代わりにトーストに
味はほとんどバター変わらず、ほんのり甘みと香ばしさを感じられます。
ただバターに比べると塩気が無いので、私は少しお塩もかけて食べます。
焼き菓子
ケーキ、カップケーキやパンケーキととても相性が良いです!
インドでももたくさんギーが使われいるスイーツは多いです。
炒め物
バターの風味を生かしたい時の料理には最適です。
ほうれん草のギー炒めや、スクランブルエッグ、カレーの最初の炒めるときに少し多めのギーで野菜を炒めてもカレー全体が美味しくなります!
こちらは定番のブランドです!
こちらはココナッオイルも入っているので、朝一の白湯・コーヒーに入れてほんのりココナッツ甘い風味がしてとても美味しいです1
おまけ
義母や義姉は毎週のように、ヘアーパック・頭皮の乾燥・フェイスパックをやっていました。
インド人のあの艶のある長い黒髪はギーによって保たれるだななんて思いました。
私も何度かヘアーパックを挑戦しました。ほんとうに艶が出てしっとりしますが、オイルだらけの髪の毛を洗い流すのがとても面倒で続きませんでした。
まとめ
油と聞くとなんだか体に悪いイメージがありましたが、ギーがもたらす身体への効果は世界中の専門家が注目するのもわかりますね。
ただギーも取り過ぎには注意なので、いつも油を使う時の意識と同じ気持ちで使ってみてください。