こんにちは!
国際バカロレア教育母親歴1年目です。
国際バカロレアにいわゆる小学1年生年度からテーマ今年入学しましたが、その先にはどのような道のりがあるのかご紹介します。
以前に『なぜ国際バカロレア教育を選んだのか』という記事を書きましたので、ご興味のある方は是非読んでみてください。
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https://wakuwaku-seikatsu.com/internationalbaccalaureate-ib-1/
※あくまで私の主観的な意見もありますのでご了承ください。
目次
国際バカロレアのプログラムとは?
グローバル化に対応できるスキルを身に付けた人材を育成するため、生徒の年齢に応じて、以下の教育プログラムを提供。
PYP (3歳〜12歳)
- 探究する人としての基礎教育、そのために必要な知力、体力、精神力のバランスが取れた人間になることを目指す教程。国際バカロレアの入り口となる教程であり、日本の小学校同様の基礎学力を身に付ける。日本でいうところの幼稚園・小学校級の教程であり、幼稚園もしくは小学校のみでの導入も可能である。精神と身体の両方を発達させることを重視したプログラム。(Wiki)
- 私たちは誰なのか
- 私たちはどのような時代と場所にいるのか
- 私たちはどのように自分を表現するか
- .世界はどのような仕組みになっているのか
- 私たちは自分たちをどう組織しているのか
- この地球を共有するということ
- 言語
- 社会
- 算数
- 芸術
- 理科
- 体育(身体・人格・社会性の発達)
息子はPYPのカリキュラムではない英語の幼稚園に通って、年長の6歳(5月生まれ)で卒園し入学しましたが、PYPカリキュラム幼稚園からのお友達は年中から年長に上がる年に入学なので、クラスの半分のお友達は1歳下でした。
オンライン授業を数ヶ月間隣で見ていましたが、息子には年長が終わってから入学してちょうど良い内容だと思いました。逆に1つ下のお友達はすごいな〜って思いました。
MYP(11歳〜16歳)
- 教科を学びながら、実社会とのつながりを理解し、分析し、省察して考える人間になることをめざす教程。日本の学校でいうと、小学校6年から高校1年までの5年間を対象として教程。
5つのテーマを柱として8つの教科を学ぶ。大学入学準備コースであるDPの基礎学習として位置づけであり、DPコースへ進むためのスキル獲得期間として重要である。(wiki)
5つのテーマ
- 学習の方法(approaches to learning)
- コミュニティーと奉仕活動
- 人間の創造性
- 多様な環境
- 保健教育と社会性の教育
- 言語と文学
- 言語の習得
- 個人と社会
- 理科
- 数学
- 芸術
- 保健体育
- デザイン
これらを通じて、MYPでは、知識を統合された総体的なものとして示し、生徒がより広く、より複雑なグローバルな課題に対する認識を高めることが期待されています。
DP(16歳〜19歳)
- 教育理念を根底に据えながら、全世界 の大学へのパスポートとしてのIBディプロマ資格を付与する目的で、高度で充実した教育プログラムが実施されています。国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能。
- 言語と文学(母語)
- 言語習得(外国 語)
- 個人と社会
- 理科
- 数学
- 芸術
文系/理系を超えた学際的な構成となっています。
- 課題論文=歴脩科目に関連した分野について個人研究に取り組み成果を4000字(日本語は8000字)の論文にまとめる。
- 知の理論=”知識の本質”について考え、知識の構築に関する問を研究する。最低100時間学習。
- 創造性・活動・奉仕=創造的思考を伴う芸術などの活動、身体的活動、無報酬で自発的な交流学習といった体験的な学習に取り組む。
DP資格の取得には、上記を全て履修し、外部評価(国際バカロレア試験等)及び内部評価を通じて、原則として45点満点中24点以上を取得する事が必要。配点は6科目につき各7点(計42点)、3つの必修要件で計3点。
DP/国際バカロレア資格で入試できる日本の大学
平成29年度ですでに、国立・公立・私立合わせて12大学あります。
これからももっと増えることでしょう。
中学・高校から国際バカロレア教育に入学も可能?
上記のように年齢に応じたプログラムになっているため、中学・高校からも入学は可能です。
ただインターナショナルの国際バカロレア学校はネイティブレベルの英語の理解力が必要な授業になると思います。
息子は日本語禁止の英語の幼稚園に通っていたので、授業についていけてました。
下記の記事もありますので、ご興味のある方は是非読んでみてください。
【幼稚園選びは日本語禁止のプリスクールにするべき!】
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https://wakuwaku-seikatsu.com/internationalschool-preschool/
インターナショナルでなくても、IB認定を受けている日本の学校には、公立・私立があり日本語での学習も可能です。学費の差が大変大きいです。
やはり公立は学費面では助かりますが、入学の倍率も高いのが現実です。
まとめ
息子はまだPYP1(小学1年生)なので、宿題もない!教科書ない!とにかく考えて創造力を豊かにする授業をとても楽しんでします。
大学に進むにつれ、私世代なら文系なのか理系なのかを選択する流れがありましたが、この枠を超えた国際的な学習カリキュラムは魅力的ですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。